大西羊『作文集』

作文を書きます。小説も、書くかもしれません。

パスタ指南

好きなゲーム?

僕は、こう言うと意外だと言われてしまうのだけど、けっこうゲームをやるたちだ。ただ、ゲーマーというわけではない。僕がプレイするのは非常に限られた、ほんの片手で数えられるほどのゲームに限られる。クローバーの葉の数のように、三つ、多くても四つ。だからプレイしているゲームがお気に入りかどうかというのははっきりしない。たしかに、あまりたくさんのゲームに手を伸ばさない以上、ひとつのゲームのプレイ時間は大きくなる。そう、実に大きくなる……僕がさっきまでプレイしていたCiv6でいえば、こんなふうにね。

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ぼくのCiv6

では、Civ6が好きなのかと訊かれるとちょっとわからない。たしかにプレイはしているんだけど、それとこれとはまた別の話のように感じる。なんだかむずかしいがつまり、クローバーを摘むことと、クローバーを食べることはまったく違ったものだということだ。

 

パスタ指南

で、そんなCiv6に夢中になっていたら時間が大変なことになった。いま、20:15になった。まずい……戦争がはじまったところだけど、僕はこれを書きはじめた。16になった……まずい。

まずいものは嫌いだ。うまいものの話をしよう。そう、パスタの話だ。

さいきんお気に入りのパスタがある。それはペペロンチーノだ。それも、ただのペペロンチーノというわけではなく、キャベツをこれでもかと入れたペペロンチーノだ。非常に美味しい。

ペペロンチーノの特性はずばり

①塩辛いこと

②具が組み合わせやすいこと

この二点だろう。ペペロンチーノには野菜がほんとうによく合う。とくにキャベツを合わせるのが僕のお気に入りだ。パスタを茹であげたら、ベーコンを焼く。30秒あとにキャベツをそこにだばだばと入れて、続けざまに焼く。ときおり焦げ付かないようにゆらしながら、キャベツに火が通るように祈りながら……そうやって焼いていく。そしてペペロンチーノと混ぜ合わせれば、キャベツたっぷりペペロンチーノの完成だ。

 

パスタはとても素敵だ。パスタのいいところのひとつに、お酒と合わないという点がある(ただしワインはのぞく)。だから禁酒もできてしまう。まったく、素晴らしいことこの上ない。

みんなもパスタを食べてみてほしい。パスタには太さの種類が幾つかあるけれど、僕は太いものをおすすめする。太いものを使ってボロネーゼを作るとすごくいい。粉チーズをこれでもか……これでもか! とかけるとさらに美味しい。ぜひやってみてほしい。

ただ、太いパスタに関してきをつけることがひとつ。太いパスタはとても折りにくい。ちいさなパスタの破片があちこちに飛び散ってしまう。細いパスタを折るときの難度を1とすれば、こちらは7だといえる。少なくとも5はある。細いパスタの五倍は、折るのが難しい。この点だけは、本当に気をつけてほしい。